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花鳥風月
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作詞 MISAYA |
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標なき道の彼方から 祈る声を聞いた
遥か天まで届くほどに
移り変わるは旅の行く先 同じ道など無い
戻りえぬは哀しき運命
揺らぐ陽炎に見たのは あなたの姿だった
憐れな僕にさえ 微笑みかけてくれていた
舞いおどる花のようで
明日へ渡る鳥のようで
空を揺らす風のようで
銀に照らす月のようで
そんなあなたは僕の 想いなど知らずに今宵も
ただ美しく在るのでしょう 夜さえも輝いて見えた
何度も繰り返す 泡沫の如く儚く弱き恋路
何度も夢に見た あなたを さがして
枯れてゆく花は何時か
自由なあの鳥を見上げ
北へ向かう風に吹かれ
夜に浮かぶ月をいだく
きっとあなたは僕の 想いなど知らずに今宵も
ただ美しく在るのでしょう 偽りなき光を帯びて
そんなあなたを夢に 映しながら眠ろう
今宵はいつよりもまして あなたが美しく在るから
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