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マグカップ
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作詞 メッキー |
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引き出し開けて目を下にやる
中で一番浮いたピンク色のマグカップ
ただの容器であるくせに少し感じが違う物
ただのマグカップなのに見える物は あんた
注いできたよ 入れ立てを
冷めないうちに一口は飲もう
君が大好きだった コーヒー
角砂糖一つ それも変わらない
寒いな 少し風が冷たい
ふと頭を過ぎる 微かな湯気
訳も分からず作ったスープ もちろん君のマグカップ
嫌い?好き?そんな物はどうでもいいさ
温もりだけで 丁度良い
暑いな ちょっと日が強すぎる
カーテンかけて手で仰ぐ 涼しさは無いけどね
君の温かみが残ったマグカップに注がれた水
色は何?形は何?味は何?冷たい?暖かい?
君が近くで問いかけてきてくれる様で
壊れないようにそっと そっと 少しずつ
例えひびが入っても壊れないように
少しずつ 少しずつ そっと 大切に ずっと
君は確かこれが好きだったっけ 茶色っぽい飲み物
甘味がきいて好きではないがたまには良いさ 甘味も
何時か君が手を振って帰ってくるまで
使い続けるよ 壊れないように
そっと そっと 大切に 君の事も 君がくれた物も
何より嬉しい物 壊しちゃいけないもんね
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