|
 |
|
Sad Song
|
| 作詞 蒼龍 |
|
雪が舞い散る 二人だけの駅のホーム
もうすぐ別れの電車がやってくる
こんなにも 愛しい君が
遠い未来へと 旅立っていく
毎日聞いてた 大好きな歌を
寄り添いながら聞いていて
こんなにも 明るい曲なのに
どうして 涙が零れるのだろう
僕の想いを 空に届けて
君に雪（ゆうき）を捧げよう
抱きしめながらも涙した
二人で笑いあった 何気ない日々が遠すぎて
もうすぐ 夜明けをむかえる
始発のサイレンが 聞こえてくる前に
涙を隠しながら うつむく君に
僕の上着を そっと被せる
「そんなに 泣かないでよ
涙は見せないって約束だろ？」
冬の寒さと 君の温もりを感じてた時
遠くに かすかな光が見える
君は そっと立ち上がって
僕の頬に キスを贈る
誰よりも強く 君を抱きしめながら
約束やぶって 涙が零れる
どうか 僕の願いが
一つだけでも 叶うなら
君を笑顔で 見送りたい
とめどなく溢れる 涙に重ねる
光輝く 君の瞳から
綺麗な雫が 零れ落ちて
遠くの光が 目の前にやってきたとき
僕はただ 立ち尽くしていた
音を立てて 去り行く電車の窓を見つめ
君と永遠の別れ 涙をこらえながら
泣いて 笑って 怒って 強がって
春夏秋冬 一年だけの二人
誰よりも 近かった君が
誰よりも 遠い君へ変わっていく
君へサヨナラ 楽しい思い出をありがとう
君と刻んだ あの日々を
僕は忘れはしないだろう
永遠に輝く 夜空の星になるから
君の乗った 電車の光が
また遠くへと 過ぎ去っていく
微かな光が 見えなくなった時
降ってた雪が 予報外れの雨（なみだ）に変わる
|
|
|
