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HORIZON
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作詞 テティ |
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風に晒された街の中
朽ち果てた現実の終着駅
僕は一体何処から来て
ここからまたどこへ流れるだろう?
永遠の中の鎖された記憶
折れ曲がる偽りの秒針は
明らかに僕とあの日の君を名指ししてただろう?
今君は何処で産声を上げた
今君は何処で自我を授かった
今君は何処で夢を紡いだ
今君は何処へ向かってるの?
同じ地平の端の無い上に
僕らお互いに剣を交わす
痛みを伴う約束を小さな手に握りしめたまま
崩れ落ちる道にただ佇んで
あの時掴んだ砂時計は確かにこの時を揺らしていた
あの時手を伸ばした夢は確かに根をはっていた
生まれたばかりの小さな羽根を
僕らお互いに傷つけあう
嫉妬に駆られて一心に
決して空に近付けぬように...
やがて愚かな事と識り...
生まれたばかりの小さな世界で
僕らお互いに本能を覚ます
生き残るために一心に
互いにとどめを刺す時まで
心のどこかで希望を持つ
同じ地平の端の無い上に
僕らお互いにこの生を受けて
傷つけながらも手を取り合い
お互いを助け救いあって
やがて新しい鼓動を見る
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