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天国のばぁちゃんへ。
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作詞 うさぎとかめ |
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冬休み、始まったよ
また、ばぁちゃんち行くから
また、前みたいに笑顔で出迎えてよ??
問い掛けたあなたは もう笑ってくれない
ばぁちゃんが入院する事は
僕が一番最初に ばぁちゃんから聞いた
「ばぁちゃん、入院するね」
俯いて 悲しそうにした ばぁちゃんが
今でも 忘れられない
母さんの話では 「治る病気」としか
聞かされてなかった だから
「大丈夫だ」と思い込んでいたんだ
入院してから 色々変わってしまったね
僕は 中学に入学してから
周りがすごく楽しくなって
ばぁちゃんに 会いにいかなくなってた
今は すごく後悔してる
なんで 会いにいかなかったのかって
会いにいってたら ごめんって言えたのに
ばぁちゃんにした 悪い事 謝りたかったよ
授業中に 姉ちゃんが教室に来て
早く家に帰らなきゃいけなくなった
理由はだいたい 分かっていたけど
受け止める 余裕はなかった
病院に着いたとき ばぁちゃんは
もう 手の施しようがないといわれた
ばぁちゃんを 看てただけで
僕は 何も出来なかった
そのまま ばぁちゃんはいなくなった
あれから 色々変わったよ
あの強情なじぃちゃんは しゅんとした
母さんは ばぁちゃんの話をするたびに泣いた
僕は ただただ 後悔の念だけで
ばぁちゃんのこと 大好きだったんだ、僕
ありがとう いっぱい愛をありがとう
それに答えられなかった 僕を
叱ってくれる手は もうないけど
また、歩き出してみるよ
今度は 大切な人にちゃんと大切だって
伝えるよ 抱きしめるから
それまで 見守っててね
今年の冬休みは ばぁちゃんに会いにいく
ばぁちゃんの顔 思い出せなくなるの
嫌だからさ
遺影の奥で ばぁちゃん、わらってるかな
天国で 今、幸せにわらってるかな
今どうしてる?? いつか会えたら
思い出話 いっぱいしようね
最後にもう一度、 ありがとう
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