ご自身で作詞された歌詞を「うたまっぷ」で発表するコーナーです。皆さんのご投稿をお待ちしております!
無料歌詞検索・うたまっぷトップへ
 人気投票投票 1 件

無料歌詞検索・うたまっぷトップへ

戦火
作詞 小夜アメ
赤空見上げあの子は笑ってる、彼の行く先目で追っていた
風に成れよ愛情もらってきた、あの子はそこで笑っていた

神風舞う海へ落ち手足もげて、高笑いするあの子は泣いた

人形のように爆薬一つで宙を飛ぶ、叩きつけられていたよ
お国の為に我先行せん。玉砕覚悟の彼あの子の名前叫んだ

神風舞う海へ落ち手足もげて、高笑いするあの子は泣いた

灰になったあの子を僕は抱きしめ口づけを
彼の帰らず泣くあの子を抱き締め
空に浮かぶ赤空のカラス、町と人を燃やしていった

「逃げ惑う人たち火の海の町を走り
 ほら赤子が飛んでいる、狂ったように泣け叫ぶ光景
 手を繋いでいた幼き子供も何処か行ってしまった
 あの川も人の群れ、いやそれはもう人ではなかった」

神風舞う海へ落ち手足もげて、高笑いするあの子は泣いた
伸びる火の手にあの子は捕まれ見るも無惨に燃えていった

あの子が燃やされてる
あの子が焼き尽くされる
あの子が黒焦げになる
大好きな大好きな、あの子が灰になる

彼は帰らないあの子の傍にいてやりたかった
戦火のあの子何を憎めばいいの?
国家?爆弾?神風?愛する彼?

灰になったあの子を僕は抱きしめ口づけを
彼の帰らず泣くあの子を抱き締め
空に浮かぶ赤空のカラス、町と人を燃やしていった

愛になったあの子へ僕は抱き締め哀れみを
せめて僕を彼の代わりにしてもいいよ
空に消えた悲しみの風、町と人を狂わせた

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
掲示板、
ブログ等に
リンク
URL▼

リンクタグ▼
歌詞タイトル 戦火
公開日 2003/09/14
ジャンル
カテゴリ
コメント 3月9日23時30分頃、闇夜に警報が鳴り始めました。8月23日、あの子はもう何処にもいません。あの子の恋人も神風となって消えました。あの子へのこの想いも神風となって消えました。
小夜アメさんの情報
  • プロフィールは公開されていません













うたまっぷTOP作詞スクール歌詞検索自作歌詞愛ことば便アーティストクリップうたまっぷインディーズ俳句・川柳
お問い合わせ歌詞リクエスト登録リンクURL登録音楽関係リンクサイトについてプライバシーポリシー
うたまっぷ