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肉まんデビュー
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作詞 うさぎとかめ |
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きっかけは ささいなこと
本当に どうでもよかったこと
いつものように 君に会いにいく
早く君の声が 聞きたくて
電話をしながら 冬の川原を
君の元へと 急いでいた
この寒いのに 川原では
子供が 走り回っていた
そんなコトを 君に話しながら
笑いあっていたんだ
町並みが見えてきて
もうすぐ君の 家につく頃
僕が 何をいったか分からないけど
君は 確かに笑ってはいなかった
「もういいよ」
君にそう言われたとき 僕は
素直に なれなかった
君の気持ちを 無視しようとしたんだ
「ごめん」の一言を言えば
全てが済んでいたのに
電話の切れた音を 耳にしながら
僕は 君の家からはなれた
交差点のコンビニを見た
君とよく行った あのコンビニ
君がよく買っていた 肉まん
105円で 変わらずに売ってたよ
いつもは 君しか買わない肉まんを
今日は 2つ買ってみたよ
素直になってみること
それは君がいるから できたこと
仲直りして 君の笑顔が見たいよ
君の家へと急いで
あったかい肉まんを ほお張る
かわいい君を見ながら
初めての肉まん かじったよ
肉まんて… おいしいんだなんて
初めて知った あの冬
あったかい肉まんと 君の笑顔を
僕は 忘れないよ
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