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乾いたヒトミの物語
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作詞 †雲雀† |
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突然のコトで頭が変だ
急に知らされてビックリした
早く行かないと
間に合うかはわからないけど
できるのはとにかく走ること
それくらいのもの
「あと少しだ」とつぶやく 頭の中に浮かぶ君の顔
足が痛くなってくる 無理して走りすぎたみたい
あんなに笑い合ったのに
あっけなく見捨てられたような気がした
その想いだけが心に残っていて
よみがえってはすぐ消えた
なんとか君が去りゆく前に
駆けつけるコトができた
心がホッとした
「なんでいきなり?」と僕は問う
君は顔ゆがめて 口開く
「ゴメンね」
そして君はまたつぶやく
「顔見たら別れられなくなるから」
うつむきながら涙流す
すぐに気づいた 君が考えてたコト
僕を泣かせないようにと
「黙って別れるコト」
いつでも横にある暖かさが遠くに行こうとしている
君は車に乗り込んだ 窓越しで僕に言う
「離れてくけどいつでも一緒だから」
泣きそうな顔を隠しながら 君は笑いけかた
つられて泣いてしまいそうな僕は言った
「わかってる ありがとう」
お互い我慢の限界がきたみたい・・
見捨てられたわけじゃなかった
1番僕のコトわかってくれた
遠く離れてく 君の泣き顔
瞳の奥に焼き付けた
「また会おう」
最後に交わした君と僕の言葉
脳裏に浮かぶ君の笑顔
思い出したらまた泣いた
一人ぼっちで歩く道
誰の声も聞こえてはこない
遠く離れた君にささげた
たくさんの涙と「ありがとう」
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