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カクレンボ
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作詞 +8 |
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「お前なんか要らねェよ」
そんな言葉から必死に耳を塞いできた
「要らなくたって関係ねェよ」
言葉だけは抵抗してずっと逃げ回ってる
隠れる場所が沢山在ったから
「もういいかい?」って言われても黙ってた
鬼が居る場所も知らずに
「それでも生きているじゃないか」って
必死に理由を作ろうとした
とりあえず前を向ける言葉を捜して
その中に隠れた
大切なことは
そんな事じゃないだろって
分かってるけれど
今更ルールは破れない
子供みたいに暴れることが
そんなに良い事じゃないよって
嘲笑う様に呟く
ルールの中で笑えばいい
ルールの中で暴れればいい
そして小さな何かを拾えばいい
ってさあ
どっちが正しいかは分かんない
そんなの俺に訊かれても分かんない
それでも背負ってきた色んなモンが
僕の足取りを重くしてく
全部捨てちまえば良いと思ったけれど
頑丈な言葉の鎧の中は殆ど空っぽで
今からつくろうよ
理由なんて何時から必要だったんだい?
理想が何時も高すぎるから 頑丈な檻から抜け出せないんだよ
何描いたって怒られないだろと思っていればいい
そんな風にまた同じ自問自答
「明日から始めるよ」
の 繰り返し
何時までもカクレンボが続いて
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