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Love Heat Holic.
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作詞 千壱 |
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軽めに塞いだ唇から漏れた
少し上擦った声が 束の間僕を支配していた
夢の奥まで這う君の熱に酔う
後悔の鼻先で 欲望があっさり理性を外す
「溺れる」という意味が やっと解ったよ
生きている事すら忘れる息苦しさ
眩暈さえ感じる甘ったるい香りで
纏わり付く様に 僕の四肢を絡めとる
紅く濡れた唇が誘う
僕の冷めた心の芯を 小さな世界を
「たゆたう」という意味が やっと解ったよ
重力すら敵わない吸引力
灼熱さえ身を引く濃い熱に
身を任せそのまま 冷えた白と君の手を掴む
君がくれたものは 決してカタチは成さないけど
目に見える光など 持ってはいないけど
言葉で表せるほど 安っぽいものじゃないんだよ
「恋」も「愛」も追いつけはしないんだよ
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