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兎と案山子
作詞 きなこ餅
捨てられた私の抜け殻 既に見えない君の姿
追いかけられるはず ないじゃない
だって君はいつも別の指輪を抱いてた
私にずっと隠してた 愛していたのに

忘れかけていた夢を魅せる流れ星
いつの間にか躯は孤独に冷えて 夜が来ていて
寂しさに目を閉じる そして出来立ての夢を見た

星降る夜に祈る兎 頬に光る儚い宝石
「貴方が今まで失った涙 今宵は私が流します」
黒い世界に降る白い蛍が 溶けて雫に変わるの
雪降る夜に踊る兎 共に踊る幼い私

開かれた瞼に太陽 二度と癒えない傷の痕
治すつもりはない 当たり前よ
だって全部無駄になってしまいそうだもの
私はきっと強いのね 足を止めないから

前向きになろう そして今を生きよう
いつの間にか心は孤独に慣れて 陽が昇っていて
面影を手で払う そして出来立ての道を進む

摩天楼の中歌う案山子 色が褪せた優しい笑顔
「大丈夫 これから迷うこともある その時は私が御案内」
白い地面に落ちる黒い陰は十字架 君を葬る
蜃気楼の中笑う案山子 ゴールはここに さぁおいで

暗闇で見守るウサギ 迷路で見守る案山子

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 兎と案山子
公開日 2006/12/18
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 人生には、頼れるもの、縋れるものが必要不可欠です。
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