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staircase to you
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作詞 MISAYA |
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まだ暗い空の上 消えかけた月が照らす
次第に明けてゆく世界 今日は雨になるらしい
大分早く起きたな。 両手に流れる水は
冷たくて、凍えそうで 僕は身を震わせてた
いつも見てる情報番組 久しぶりに見たオープニング
有り触れたこんな時を いつまで続けていけるかな
二つの光はかくれんぼ 同じ道を辿りながら
いつもと違う景色に 僕も少し楽しくなった
千切れそうな耳は 飛び交う鳥の音を捕らえる
見上げればほんの少し 泣き顔に見えた空がある
クラスで一番乗り。まばらな自転車の群れ
まだこんな時間なのに 思ったより多かった
「君がいたらいいのに」なんて思ってみたりする
階段は104段 何気に数えてみてた。
まだ眠気が消えない瞳で 確かに僕が見たものは
黒板の落書きと 夢見てた君の後姿
僕らの思いは重ならず 遠いものだと思ってた
君が気付いて振り向く 思わず固くなる足取り。
「おはよう」と「おはよう」 「早いね」と「そっちこそ」
ぎこちなく始まってく 笑いながらの僕らの今日
探してたのは テストの答えじゃなくて
高鳴り続ける この気持ちの先だった
二人きりでいた時間は
永遠で 一瞬で 最高に幸せな30分。
二人の視線は交差して 今は交わることはない
造られた階段なら 創りかえてけばいいんだ
そしていつかそれを 君の場所へと伸ばしていくよ
遠くない未来がある 信じて踏み出す 明日へと。
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