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漆黒………純白の雫
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作詞 葉音 |
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私の世界は漆黒に染まっていた
黒とも闇とも言えない色に染まっていた
みんなと同じになりたい
そんな事思って周りの色に溶け込もうとした
私は周りとは違う色だから
自分を染めないと一緒にはいれないと思ったんだ
そうやって自分の色を隠そうと
何度も何度も塗りつぶしていた
そしたら
もう自分の色がわかんないくらいに
漆黒に染まっていたんだ
もうそれは
みんなと同じでも
本来の自分でも
なかったんだ
勝手に一人の世界を作って
そこに閉じこもって
出ようとはしなかった
厚い壁を周りにつくって
近づけようとしなかった
いつからこうなっちゃったんだろ。
でもそんな漆黒の世界に一点の純白の雫を落としてくれたのは
君だったんだ。
その白は漆黒に似合わないほど眩しくて美しかった
塗りつぶせなくて
だんだん世界が崩れてく
自分が自分でいられなくなるみたいで怖かった
でも
気付いたんだ
元々私の色はこんなに黒くはなかった
もっと明るかったんだって
君の純白の雫が気付かせてくれた
ほんとの私
自分の色に戻ってもいいのかな?
もう塗りつぶさなくていいのかな?
もし許されるのなら
あなたの白で私の世界を元に戻して
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