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“生”
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作詞 音不死鳥 |
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あたしは幸せになる為に生きてるんじゃない。
だって、一瞬でも幸せを感じたならば、
そこで生きる意味は無くなってしまうから。
あたしは誰かに出会う為に生きてるんじゃない。
だって、その人に会ったならば、
そこで生きる意味は無くなってしまうから。
あたしは夢を叶える為に生きてるんじゃない。
だって、その夢が叶ったならば、
そこで生きる意味は無くなってしまうから。
あたしは死ぬ瞬間“生きていて良かった”そう思う為に
今この時をこの場所で 生きてる。
今は見えないけれど、
あたしはあたしだけの花壇を心に持ってるの。
死ぬ時きっとそれが見えるだろう。
その時 その花壇に咲いている花々を見て
あたしは幸せだったと感じるだろう。
その花の種を集め育てるのが“人生”。
苦労して見付けたその種は例えどんなに小さくても
愛しく思えるだろう。
虫に食われ雨にさらされ風に吹かれながらも咲いた
その花はそれぞれ輝いて見えるだろう。
そして
そんな花の種を他人にまくことができる
そんな人になりたいと あたしは思う。
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