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雨
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作詞 CaB |
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流した涙は昨日のうちに流れていった
踏み出した一歩は確実にあなたへ繋がった
そう思っていたから
なおさら今のあなたの言葉が辛くて
すがるように伸ばした腕は虚しく空を切った
このまま時が止まればいいと願ったあの日
道はひとつしかないと信じた夜更け
全てが氷のように溶けていく
私の熱を奪って逃げていく
初めてあなたと電話が繋がったときから
静かに根付いたこの心の奥底の想い
このまま閉じ込めておくには私は脆過ぎるよ
窓をそっと開けて待ってるから
今閉ざし続けたくちびるを開く
この気持ちにさよなら今夜限りの笑顔は
別れのためだけに残しておいたの
しっかり焼き付けて忘れないでね
走りだした私の道は曲がりくねってまた
違う誰かのもとへと誘ってゆく
もう明日が来るのかさえ分からない
こんな薄汚れた街の中で目を閉じて一人
柄にも無く祈ってみる
雨を降らせてくださいと
泣きたい気分だからと肩を震わせて
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