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初恋
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作詞 さとえり |
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中学1年の時、私はななめ前の席の男の子と、
毎日ふざけ合って、笑ってた。
頭をたたかれたって、楽しかった。
音楽の授業は、彼の顔が見やすい席で、決まって彼を見つめてた。
時々、彼と目が合えば、ドキッとして目をそらした。
そんな時、友だちが彼のコトを好きだと知った。
その時の私は、自分の『初めての恋』に、まだ気付いてはいなかった。
彼を好きな友だちが、先輩や友だちで彼を囲んで、告白しているのを廊下で見た。
私は“OKしないで”、という思いでいっぱいだった。
“1番仲が良いのは私だ”、という自信はあった。
けど彼に彼女が出来て、やっと自分の気持ちに気が付いた。
それは『初恋』だった・・・
一応、彼女がいるんだから前みたいに、ふざけ合ってはいられない。
彼との距離が遠くなる。。。
それでも私は、彼を見つめ続けたよ。
もう、めちゃめちゃ好きだったから・・・
彼とは違う高校に行き、会うコトも話すコトもなくなった。
でも、やっぱり『初恋』は特別で、どこか引きずってる部分がある。
でも、思い出として残してるだけなら、いいよね・・・?
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