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11月30日
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作詞 蛙かえる |
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気付けばホラ夏が過ぎて マイナス3度の11月のコト
キラキラ輝いていた太陽も 4時半にはもう黒の中
教室で眺めた空は 今も目に焼きついて離れない
カラッポじゃない僕の心
そこには何が詰め込まれてるの
僕が嘘を付いたのは
大丈夫だって思いたかった弱虫の自分で
疑われるのがつらいわけじゃない
信じてもらえないのが僕の心に何かを詰め込んだ
目を開けばもう夜で 黒は同じなのに時だけが過ぎて
悩んでるのに何に悩んでるのか 雨の降る11月のコト
僕の心はボロボロで
詰め込んだ何かが零れていく11月
寒かったこの部屋はもう暖かく 明日はきっと12月
嘘を付き続けた僕
信じてもらおうなんてただの我侭で
悲しくも無いはずの心が壊れていく
いつか見た正夢も きっと僕の願いだったのかな
手を伸ばしても届く事のない空に
手を伸ばして届くものは何かあるのか
いつか忘れてしまった そういつかの物語
まだ手を伸ばしてもいないのに すでに僕は諦めて
耳を塞いでも聞こえる 風見声
それが伝えるいつかの話
信じてもらうことが僕の願いで
それはきっといつかの風見声
嘘風が吹く11月のコト 忘れてしまったのは去年の夏
今ある空はいつかの空で 僕が思うに一人じゃない
心はきっと 嘘風が吹く11月
明日はきっと12月 冷たくなるのは体だけで
嘘風が吹く今日この頃は 多分まだ11月のコト
心はきっと 嘘風が吹く11月30日
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