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エトワール
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作詞 欧二 |
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夜空を見上げるたび月になりたいと思った
でもなれないことが分かった
だから 今度は星が欲しくなった
僕は空に浮かんだ星が欲しくて
夢中になって手を伸ばした
届くはずがないのに
僕は 星も手に入らないと思ったら
とても淋しくなった
僕の周りには何もない
気付けばひとりだ
淋しい
そう思うたび
『なりたい』
『欲しい』
という願望が強くなった
でも そのうち僕は
月が妬ましくなってきた
僕が持ってないものを全部持ってる
ズルイ
そんなに持ってるのに何で分けてくれないの
イジワル
僕はふと考えた
僕も星になればいい
そうしたらこんなこと思わなくてもいいんだ
そう思うと自然に笑みがあふれる
その日から 僕は神様にお願いし始めた
『僕を星にしてください』
僕は死ぬまでお願いした
そしたら神様は 僕を星にしてくれた
僕は星になれた
僕はもうひとりじゃない
僕はもう淋しくないよ
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