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Memory in a heart
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作詞 吟遊盗賊 |
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もう二度と戻ってこない街並み、記憶を振り絞り思い出す。
通学路だったあの道、公園を抜けて学校へ行っていた。
街は変わりゆく。今は見る影もない。
あそこに生えていた木も走り回った大地もなくなっていた。
あの頃はなくなるなんて思っていなかったが、
大人になるともうそれが自然と思えてしまっていた・・・
生まれ育った街に帰ってきたのに、
なにも残ってないなんて悲しすぎるじゃないか。
帰って来ておくれ、あのころの街並みよ。
もう二度と戻ってこない歳月、記憶を振り絞り思い出す。
友達と遊んだあの日々、いつも無邪気に笑いあっていた。
人々は消え行く。誰もが皆旅立つ。
あの家に住んでいた人も一緒に遊んだ家もなくなっていた。
あの頃は誰もいなくなるなんて思っていなかったが、
大人になるともうそれが自然と思ってしまっていた・・・
生まれ育った街に帰ってきたのに、
もう誰もいないなんて悲しすぎるじゃないか。
帰って来ておくれ、あのころの人々よ。
なにも戻りはしない、それは分かりきっていたはず。
なのに何故頬が濡れているのだろうか?
悲しまずに生きよう。 街が変わろうとも。
それでも思い出は心の中に残っているから。
思い出してみよう、あの頃に帰れるから。
それでも思い出は心の中に残っているから・・・。
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