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桜の木を
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作詞 ニノ |
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「桜に毎日水をあげる
すると桜の妖精が出てきて
君を幸せにするだろう」
誰も信じないこんなお話
私はずっと信じてる
この桜が咲いたのは5月だった
季節はずれの君は
私になにか問いかけた
「いま あなたは幸せ?」
かすれて消えそうな小さな声
桜さんはどう?
心で静かに呟いた
もう一度桜に会いに行った
今度は溢れるほどの水を持って
桜にいっぱいかけてあげた
桜は笑った
次の日には桜はもういなかった
綺麗に切り株にされた桜が一本
寂しそうにこっちを見た
涙が出たのは気のせいだよ
夏かぜと一緒に一気に流れる
同じように桜は・・・
ピンクの綺麗な妖精と共に空高く旅に出た
また逢いにくるから
綺麗で透き通った声を残して・・・
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