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紡ぐ緋
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作詞 E-L-E |
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唄う旋律 まほろばに響いて
黒いレースの人形が哂う
着飾りし海は銃を藍に染めて
蓮華の花が咲き満ちる
果実に重ねる影を
啄み零し飲み干す
そこから新たな星が咲くよう
垂れる緋に映る月は
蝶を握り羽根を飛ばす
綺羅めいた月光を隠し
果てない空へ手を伸ばしてる
幼子のように―\―\
祭壇に合わせる禍福のミサ
廃墟から灯る十\字架
川明かりの下眠る
蒼穹の注ぐ藍は
空蝉を乗せて流れる糸
天駆ける天使は視てる
星が壊れるその時を
唇から紡ぎ願う
神よ叶えたまえ 輪廻の環―\―\
笑顔のない
篭の中の小鳥たちは
空を目指してる その身を朱に染めて
澄んだ世界のその先に
何が待っているというの?
軋む壁に埋もれながら
光 失っているというのに
癒す事 出来るのか
ほのか感じる胸の傷跡
埋める事が出来るのは何
紅く染まる雨に打たれて
今地に融けてく
まほろばの彼方―\―\
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