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雪
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作詞 メッキー |
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夏と逆の地球の位置 秋に名残を残す枯葉
雪が積もって楽しい声 雪がそれを聞きなお降る
手元に乗っかると溶けて水になる雪の結晶
指先でつまもうとしても温度で溶けてしまう
寒さにも負けない子供の頃が懐かしくて
全てがにぶっちまったこの体も位置が違う
笑われても言いさこの人生には
雪とか雨とかが沢山降った
知らないこともあるけどもう知りきれない
悔いを残して自信を持つ愚かさ
重い荷物を肩に引っ提げ自分の故郷へ久しぶりに戻る
ここからそうは遠くないこの体でも歩きで行ける
未だに雪が振り止まないが
別に雨とは違い五月蝿くない
しんしんと音が降るわけではないが
心だけでも感じ取ろう
今はもう廃墟と化した建物の前を通る
雪が降ると何故かここも風景として使えそうだ
馬鹿馬鹿しい世界に呆れてしまい
この場所に越してきたんだが
雪の降る世界は少し神秘的
やすらぐ場所を作るようで
冷たい夜も雪は少し暖かいことを教えてくれる
寒い朝も雪が降って外が見たくなり起き上がる
五月蝿い夕方も雪を見てそれも一つの鑑賞になる
寂しい昼も雪と遊び時間を忘れ別れを告げる
女女しい俺に付き合ってくれる雪は
春になりどこかへ行く
その度に俺は都会に出かけていき
適当に人生を過ごしている
同じ世界に同じ人
同じ世界に同じ形
同じ世界に同じ姿
同じ世界に同じ雪
また何時か合おう
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