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チョコレート
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| 作詞 巳輝 |
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そういえば、
君がいつも食べてたなぁ
甘い 甘いチョコレート
おいしそうに食べる横顔
可愛いな って思いながら
いつも眺めてた
君が、僕の視線に気付いて
「いる？」ってひとこと
甘い 甘いチョコレート
僕は苦手だから
「いいよ」って 返事はいつも同じ
「おいしいのに」って笑いながら
また 口に運んで
ねぇ こんなささいな瞬間でさえ
幸せだったんだ 僕は
君は どう思ってたんだろう
顔に当たる風が冷たい
君が選んでくれたマフラーに顔をうずめて
１人きりでゆく帰り道
手にぶらさげる コンビニ袋
甘い 甘いチョコレート買ってきた
どうせ 僕の口には合わないだろうけど
誰もいない 真っ暗な部屋
かすかに残る 君の匂い
もし、電気をつけて君がいたら
なんて ありもしないこと考えて
１人かじる 甘い 甘いチョコレート
やっぱ 甘すぎるや って
ちょっと笑ってみて、何だか泣けてきた
君を想い出して悲しくなったりは
もうしないよ
ただ 少しだけ切ないだけ
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