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四季フィルム
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作詞 どぶはまり |
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春の息吹を凍らせて
フィルムの景色 繋がった
白く光る 暗闇を
空へと昇ったあの羽は
器を残し 静かに消える
露と流れて 消えていく
そんな弱さの欠片さえ
通り過ぎれば忘れるでしょう?
そんなことを言い聞かせ
あなたの言葉を反芻している
夏をレンズに滲ませて
最後に1つ 焼き付けた
赤く咲いた その花を
空から零れたその種に
水を与えた 誰かの瞳
泡に壊され 消えていく
そんな脆さの痛みさえ
過ぎ去ったなら忘れるでしょう?
そんなことを言い続け
あなたの姿を反芻している
繰り返しが
また
繰り返して
溜め息だけが
季節を告げる
シャッターボタン 温もりは
未だに解けないままだから
寒い季節も乗り切れそうだよ
そう いなくても
もう いなくても
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