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メユノクボノダタ
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作詞 竜二 |
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何度も首を折られ続ける
緑の上で神が汗を流した
洪水がドアを突き破った
石のタイルは溺れて沈んだ
逃げ場所はどこだ
階段を上った先か
はしごを使って渡ろう
水と水の間を
猫が濡れた手を差し出した
僕が汚れた手でそれを掴んだ
暗闇の中で舵を取れ
調べつくせ
暮らしの外で始まった戦争
古びた塔はそれを物語る
針金が深い眠りについた
人たちが水路を歩いてた
雲は我が物顔で空を歩く
太陽は宇宙にしばられてる
空の青を誰かが塗り終えた
海で空き缶が泳いでいた
壊れた時計はどこだ
大きなカラスの卵の中か
色彩をはずした世の中
浮いていけ
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