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涙
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| 作詞 天馬騎士 |
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涙で出来た湖の中で
私は涙を流している
湖はどんどん深くなり、大きくなり
私の存在は消えていく
そう思っていた
私の存在は、誰にも気付かれずなくなるのだと
それでも
私を悲しみの湖から出してくれたのは貴方だった
外の世界は楽しくて
もう涙を流すことはない
湖に戻ることはない
貴方とずっと一緒にいられる
貴方と笑っていられる
それしか頭に無くって
それから先を考えてなくて
『今』を楽しんでいた
だからなのか
『未来』は残酷だった
貴方は私を湖に捨てた
どんどん沈んでいく私
それから私は気付いた
私は『笑った』
私が笑ったから貴方は捨てた
私が泣いてたら、貴方は捨てなかった？
嗚呼、もう分からない
ただ分かるのは
心は残酷、時は残酷、人は残酷
それだけ
私は再び涙を流した
湖はどんどん深くなる
もう、存在が消えるのは怖くなかった
逆に存在を知られるのが怖かった
だから私は涙する
ひたすら涙し
湖を大きくして深くして
『私を殺す』
誰も私を見つけないように
誰にも見つからないように
私はひたすら涙する
涙で出来た湖の中で
私は今も涙を流している
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