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無能\、ユウウツ
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作詞 霧闇 |
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音符を並べて笑うしかなかった
どうしようもなくゆがんだメロディと
どうしようもなくいかれた言葉が
僕の前でどろどろとたれていた
それを掬い上げて飲み干した
自分が生み出した責任は取ろう
やけに甘くてまずかった
何故だかしらないけど泣いてしまった
酷く悲しい気持ちになったんだ
どうあがいてももう戻ってこない
いなくなった体温はもう戻らない
お空の上なんて、届かないところにいかないで
僕には空の色すらはっきり見えないのに
僕の目には空が青く見えてしまうんだ
空はただ透き通るガラスなのに
その青の向こうへ行かないで
本当に、届かなくなるじゃないか
君、手、指、歌、声、音、髪、香、君
君、目、光、歌、声、音、温、涙、君
どこかの麦藁帽子のように
どこかの鬼の手教師のように
この手が永遠に伸びればいいのになどと
くだらないことを思いながら
甘い歌を飲み干した
君がくれた音を、飲み干した
君、手、指、歌、声、音、髪、香、君
君、目、光、歌、声、音、温、涙、君
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