|
|
|
ハイヒール
|
作詞 餅子 |
|
きっと、私が思うより
アナタは私のそばにいた。
きっと、私が思うくらい
私の思い伝えられなかった。
敗因はどんどん、出てくる
−笑っちゃうわ。
きっと、どれだけの月日を
アナタにかけて来たでしょう。
きっと、私が思う以上
アナタにつくしていたのに。
言い訳はどんどん、出てくる
−笑っちゃうわ。
思えば、想えば、
この素敵なハイヒール
アナタが選んでくれた。
想えば、思えば
大人な感じを 無理矢理
演出してきた 素敵なハイヒール。
高くなれれば、アナタの心に
近づけるなんて、思ってたわ。
そんなに簡単に、届くはずのない
アナタの心までの ハイヒール。
くだらない嘘と、わかっていたの。
どうしようもないと、わかっていたの。
それでも、それでも
気づかないふりをしてきた、させてた
私とアナタ
素敵なハイヒール。
真っ赤なハイヒール。
履きながら今、夜の道歩く。
周りは滲んで見えないなんて、笑っちゃうわ。
私の体から、出てきた雨が
素敵で、
真っ赤なハイヒールを 濡らしてゆく。
|
|
|