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イドゥンの伝説
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作詞 E-L-E |
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「守られるのは少しだけ 捨てられるのは少しだけ 殺されるのは」
第18巻 193ページ 刈り取られるのは 碧と黒
転がり落ちる青い瞳 それを手に取る黒い死神
歪んだ世界の終わりには 楽園からの招待が
「嗚呼 消えゆくは望みか」
小さき者へと歌う歌 それは愛にも似た憎しみ
薔薇のような真っ赤な血痕 垂れる唇の微笑みは
「嗚呼 生まれるは嘆きか」
懐かしい追憶の涙 壊れた時計の針が刺す
写真楯の笑顔は無く 生まれる少女の顔には
「嗚呼 死は我を呼びたもうか」
もぎ取られた果実は朽ち果てるだけ やがて腐り地面へとかえるだけ
神の下へ等帰れるわけがない そこには神などいないのだから
坂道を下ってゆく紅い果実 落ちた先に待っているのは死神
男の顔に浮かぶのは死の恐怖 輪廻を信じて黒へと埋もれてゆく
「結局男は還ることなくその生涯を終えた。
たった60年という年月においてその男が行った犯罪はゆうに100件を越える
だが精神異常・人格障害を指摘されその罪に問われることはなかった。。」
狂気の仮面をつけたのは 白い羽を空へ舞わせうる
何気ない日常の一部 それが全ての引き金となった
「強い憎しみはやがては取り付かれる事になる」
砂時計の中の砂は消え 水を湛えた泉は枯れた
楽園は全てを悟りそして 朝の暖かい日差しの中
「それは生きていた それは死んでいた それは」
この世界から解き放たれた 白髪少女の身をゆだねた
いつまでも水の流れぬ川に いつまでも風の吹かない川に
「我侭を聞いてください」
熟した果実はもぎ取られ そして跡形も無く消される
碧い果実は地へと堕とされ 生きた証を残さず消える
たとえ愛していたとしても たとえそこにいたとしても
たとえ忘れ去られようとも 歴史が全てを書き記した
「改竄は許さない そこにあるのは真実だけ
改竄者は等しく地獄へ落ちることになる
それが歴史の告げるすべて」
Auf Wiedersehen.Alle Menschen.
Ich warte in Holle.
Ich warte in den Himmel.
Die Geschichte schreibt es auf.
Leben-Der Tod.
もぎ取られた果実は朽ち果てるだけ やがて腐り地面へとかえるだけ
神の下へ等帰れるわけがない そこには神などいないのだから
坂道を下ってゆく紅い果実 落ちた先に待っているのは死神
男の顔に浮かぶのは死の恐怖 輪廻を信じて黒へと埋もれてゆく
「それは全ての終わり。歴史は全てを残しながらも全てを流してゆく。
それが意味。それが理由。」
Es ist alle offnungen
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