|
|
|
傷。
|
作詞 dream angel |
|
2年前の記憶。
まだ よく覚えていて。
あの痛みは きっと誰も
気づかなかっただろう と。
学校の体育館。
劇の練習は 時間を過ぎても終わらなくて。
劇を クラスをまとめる役にあったはずなのに
それができない 自分がいた。
先生に任せっぱなしで。
頑張っても うまくいかなくて。
悲しいわけじゃない。
でも 涙はとめられなかった。
_ココに私が居なくても
きっと 誰も気づかないだろう_
【必要ない】
そう思った時。
胸が痛くて。苦しくて。
左腕の傷が痛くて。
それは今も変わらない。
2年間 何もしなかったわけじゃない。
人の前に立つ努力は
誰よりもしてきたつもりだった。
でも まだ先生の手を
借りなければならない 自分がいる。
悔しくて。 苦しくて。
場所なんか関係なかった。
人なんか気にしなかった。
嗚咽すら堪えきれずに。
床を濡らした。
胸が痛い。
左腕が痛い。
心が 痛い。
|
|
|