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蒼い蜃気楼
作詞 冴凪
開けかけた扉の中には君が
君を愛していて愛していて
でも開けられないのはこの片腕の麻痺の所為

初めから何も言わないで
切り取ってしまいたい感情も身体も…

一番慣れた「怒り」という感情が僕を揺さぶる
決して無くなる事のない月が負け犬を晒して
一番欲しいのは君という暖かい「体温」だから
扉に鍵をかけるんだ

眠っていたのが長すぎたのか
僕の眼は光を受け付けない
扉からはいつも聞こえるやさしい声が

開けたくても開けられない
かけた鍵をなくしてしまったから…

勇気がないからドアを蹴破れなくてでも欲しくて
君の声と愛と涙と…それから僕を見る眼を
何もできないからただ冷たい涙は流れ続けていて
拭って欲しいけどできない…鍵はドコにあるの?


鍵は僕自身
鍵は君自身
二つの鍵の気持ちが揃って初めて扉は開く

僕は準備万端
君はどうかな
ほら眼を開けてあんなに望んでいた世界が広がってるから
あんなに望んでいた君が僕を優しく抱きしめているから

眼が覚めると真っ暗
そう これが 
蒼い蜃気楼

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歌詞タイトル 蒼い蜃気楼
公開日 2003/09/02
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コメント 意味がわからないかも知れないです。でもこれは「手に入らないもどかしさから来る幻想」がテーマです。これを読んで世界を広げてみて下さい。
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