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深海魚
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作詞 エルシド |
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暗い海に ただ一匹だけ
上へ上がろうと必死な魚がいた
醜いその姿のままでも必死で上がろうとしてた
願ったのは眩しい光 それ以上も以下もなくて
途方に暮れる これは欲張りなんだろうか?とその魚は言った
でも挑めるのは 生きてる今だけ
*「なぁきっと 消えない傷跡を隠す必要なんてない
光に照らされてみりゃ誇らしいモンだ 自分の歴史を怖がるな」
深い海に ただ一匹だけ
空を見ようと必死な魚がいた
例え死んでも構\わないからと馬鹿な考えをして
願ったのは明るい海 それ以上は何も求めない
希望を離さず ぎゅっと掴むんだ それだけでも上出来さ
でも挑み続けて 何年経った?
*「なぁみんな 暗闇に守られる必要なんてない
死んでも諦めれないモノがあるのなら 自分の力を馬鹿にすんな」
*「なぁみんな アンコウの光で満足できるのかい
痛みと引き換えに随分と上ってきたぜ あともう少しで辿りつける」
醜い姿でも 傷だらけになっても
見えない光に挑み続けてた
挑み続けて 数十\年後
浅い浜に ただ一匹だけ
醜い小さな魚が浮かんでいた
ボロボロな勇姿を 太陽に照らされ逝った
何よりも眩しかったのは
彼自身が生んだ栄光
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