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梅干し
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作詞 KUROGANE |
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すっぱくってやけにのどが渇く
赤い色をしてる梅干し
私は何故か昔から苦手で
自分から食べようなんてもってのほか
“梅干し嫌いってめずらしい”
誰かに言われた そんな事ゆわれたって
苦手なんだもん
あなたは梅干し大好きで
コンビニ行ったら必ず買ってて
“よく飽きないね”
って笑いながら見てた
“騙されたと思って食え”
って言われて無理矢理食べさせられたりもした
やっぱりすっぱくて私には無理
“嫁が旦那の好きな物嫌いでどうする”
あなたが言った
結婚するまでには好きになるよう頑張ります
笑いながらあなたは言った
“朝ご飯は絶対梅おにぎりな”
そんな未来 考えるだけでもわくわくしてた
大嫌いな梅干しも ちょっとだけ好きになれた気がした
でもやっぱり食べたらまずい
私だけ鮭おにぎりにしとこう
気づけば季節は進んでいって
時間は二人を引き離した
あなたのことをどれだけ思っても
二度とあなたには会えず
幸せだった毎日はもう戻ってこない
コンビニでふと見つけた梅のお菓子
あなたがいつも食べてたお菓子
思わず手にして買っていた
一口食べて
“すっぱい”
涙が一粒こぼれた
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