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春の風
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作詞 Spia |
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ストーブをつけないとまだ
少し寒い春の
朝が胸にしみるのは
君を想い出すから
垂れたマフラー巻きなおし
人波掻き分け
歩道に残る雪の間の
新しき命を見つける
同じ風景を手をつないで
君と語った夢や未来
今は見えなかった それは
うつむいてたから
涙が出るから
痛みを伴う心に
春は風を送る
数十\センチ横にいた
君はもういない
厚みの増す冬空
望みはまだ遠く
かすかに齎す日差しに
まだ自分は映せない
誰もが恋をして知る
自分の知らない自分
強さと脆さ 二つ
抱えてるから
捨てられないから
きっと忘れられないだろう
次の恋に出会うまで
あの場所にはもう行けない
心が痛むから
そんな
痛みを伴う心に
春は風を送る
流れた雲の向こうに
少し高い空がある
どこかで 君も見てますか?
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