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懺悔と誓い
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作詞 季 −minori− |
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どうして子供はこんなにも綺麗なのだろう。
どうして私たちはいつまでも子供ではいられないのだろう。
子供でいることは罪なのだろうか?
大人になることは褒められたことか?
どちらかというと、逆であろう。
子供でいたなら
私も欲に囚われずに生きていられたのであろうか?
生まれた家が違ったなら
私は純粋に愛の存在だけを求めていただろうか?
私はそんな風な生き方を知らない。
そんな純粋には生きられない。
だから彼といると気まずい。
あの子は本当に純粋に笑うから。
綺麗な笑顔に泣きたくなるから。
どうして私は彼のように生きてこられなかったのだろう。
どうして私は子供の頃から大人でいることを要求されてきたのだろう。
私はやっぱり邪魔だったのだろうか?
母にさえ疎まれていたのだろうか?
だとしたら私の生まれた意味なんてものは
初めからなかったんじゃないか。
お前が幸せなら
私はどうなってもいいから
お前の苦しみ全て、私が空へ投げるから
それが出来ないなら、私が貰うから
だからお前だけは傷付かないで
お前だけは悲しまないで
ただいつまでもその可愛くて綺麗な顔で
笑っていて。
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