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サークルofファミリー
作詞 あーこ
牢屋の中で    誰かがずっと泣いていた
その背中ごしに  誰かが大声で叫んでた
その声を聞きながら 誰かが鉄柵越しに青空を見てた


明後日を通り越して  どこまでも広がる未来を
希望もなく願いもなく ひたすら見つめてる


縛り付けられた  絆
勝手に結ばれた  人生


此処で傷つけ合う為に
共に生きてる訳じゃない  
でも
此処で幸せを探す事など  もう無意味だと思った



繰り返される毎日などない 
だから 一日を宝物にしなさいと
笑う  あなたの顔が久々に浮かんだ


深く  重く刻まれた眉間の皺が
「お前のせいだ」と遠まわしに呟いた



手を繋ぐだけで 
皆が微笑むことだけで
世界中が 
幸福の色に染まったのは

いつの頃だったか



知らぬ間に  時は経ち
すれ違う私達



愛は形ないもので    
だからこそ
無限に広がり美しいと 思っていたけれど


愛は形ないもので   
だからこそ
簡単に表\情を変え   音もなく消えた




いつしか 誰も笑わなくなった 


それでも抜け出せない この鎖 外れない


もがいたら 手首に傷跡 
痛いよ。 
流れる血だけが泣いていた




素直な青空だけが 運命のままに 
暗闇へと呑まれた


幸せそうに 空にグラデーションの絵を描きながら。

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル サークルofファミリー
公開日 2006/09/28
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 家族
コメント 冷め切った家庭…というか、自分の家族が一時期こうだったので。
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