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僕の友達
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作詞 千壱 |
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僕はずっと弱かった
一人で泣く事も 出来なかった
何故か 前の景色が白黒で見えた
一度は言葉も色も全部失くした 自分の外が怖かった
皮膚の外側はみんな敵だった 僕はもう一人で生きてく
なのに君が自然に笑うから 僕の目を見て笑ってくるから
調子が狂う 君がどんどん近くなってく
夢は何かと聞いてきた時の 瞳の色が忘れられなくなった
彩度が戻ってきた 僕の世界に色が付いた
友達なんて要らなかった いなくたって死にはしない
恋人も家族も教師も他人も 全部 まとめて消えてしまえ
僕はずっと一人だった
一人で生まれて そのまま一人で死ぬ
予\定だった
なのに君が自然に笑うから いつも僕を庇うから
息が詰まる 視界が滲む
僕の外はみんな敵だけど 君だけは味方でいいよ
僕は君を裏切らない 君にだけは銃を向けない
夢は何かと君に聞かれて 別に何もないって答えたら
それなら二人で宇宙船作って 最後尾の星まで行くんだと
一人で笑って 一人で決めた
日曜日にメールが来た 君から「また一緒に遊ぼうね」
なのに君が裏切ってしまうから 君が僕を怒らせるから
世界からまた色が消えた また僕以外が敵になった
夢を語ってたくせに 君が先に消えてしまった所為だ
一人じゃ泣けないくせに 涙が膝を濡らすんだ
君が僕を 地球に置いて行った所為だ
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