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不純愛
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| 作詞 あーこ |
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難しい言葉を 覚えていった
「嫉妬」「世間」「絶望」…
はじめは「好き」 それだけだったのに
大人になるのが嫌だと思い始めた頃には
私はもうとっくに”大人”と言われてた
縛り付けられる世間の目
絶望の将来 壊れゆく心
知れば知るほど 知ってしまった愛の裏側
手を繋ぐことがいけないのはどうして？
愛し合う権利がないなんて誰が決めたの？
純粋に恋して 純粋に想いを膨らませて 純粋にあなたを見て
どこで何を踏み外したのだろう
あなたの命の片割れが 優しそうに笑う
その写真の向こう側には 真っ白な愛が溢れてた
ねぇ 私は悪者？
雨が降ったって「恵みの雨」じゃなく「嵐の訪れ」と人は呟いた
あなたはそれでもいつもと変わらぬ声で
「いつも側にいてあげられなくてごめんな」と抱きしめた
そんな事言うなら いつも車の中じゃなくて
その写真のような 大きな青空の下で同じ言葉が欲しいよ
わがままがいつしか みにくい嫉妬になり 怒りに変わり
愛に色がついたとき 私は壊れた
あなたを傷つけた ぼろぼろに 自分と同じように
同じ傷跡が欲しかった 私の痛みを知ってほしかった
あなたはそれでもいつもと変わらぬ声で
「愛してる」とそっとささやいた
こんなにも惹かれあってるのに
こんなにも大きな存在なのに
隙間ないほど抱きしめあっても 体温が溶け合って熱くなっても
二人の距離は 遠ざかるばかり
私の幸せはあなた なのに あなたの幸せは私のものじゃない
頑張ってもどうにもならない事なんて ないでしょう？ねぇ
それが希望を生み 未来を描き 笑みを作るんでしょう？ねぇ
教えてよ。
一人で帰る 駅のホームで
ぐしゃぐしゃになるまで 泣いた。
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