|
|
|
声響く世
|
作詞 塩の中身 |
|
やっぱり
ここがいいのかと
尋ねかけた
この声が
よどんで消えた
ずっと
居座り続けた
この場所は
今はもう
ないが
寂しさが
心の中に
揺れ動く
何かを作って
夜を越えて
ここまで来た何かは
光に溶けて
闇の中にある
たぶん
それでいいのか
ただそれしか言わない
あの声が
揺れて変わった
このまま
何かを
手にしたとき
これからもずっと
持っていられるだろうか
寂しさが
心の中に
揺れ動く
何かを作って
夜を越えて
ここまで来た何かは
光に溶けて
闇の中にある
この手の中に
渦巻いた凶器さえも
かき消す
あの声と
この声は
光に照らされて
歩き出した
|
|
|