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少女の楽園-2-アルの冒険
作詞 E-L-E
「それはそれは古い御話。全てを消した魔王の話。」

第14巻 296ページ 違えても死なないで

導かれるように海を掠めたその手には黒い血が滲んでいた。

「崩壊した世界 唯一正せたのは」

魂を導くために 剣を持った一人の剣士
遠く遠いその道のり 唯一人孤独に歩いていた

世界が救いを求めども 混沌だけが広がってゆく
止まらぬ罰から逃げたくて がむしゃらだけを武器にしていた

いくつもの山を越え
いくつもの海を越え
いくつもの街を越え
そして辿りついた城
空から降りた羽根が
小さな体を吹き飛ばした

此処から今すぐ逃げ出したい
そしてまた元の暮らしがしたい
逃げることは叶いはしない
死だけが目の前に降り立った。

「それでも生きたい。お兄様と約束した事。」

†切り刻んだ歴史書 無くなる欠片は†

幼いころの悪夢だけ 海に消え行くその体に
手を伸ばせども短くて 泣き叫んで意識が消えて行った

風のウワサを頼りにし 記憶と覚えを渡り歩き
そして掴んだ情報は 破滅の時を早めるに過ぎない

昔には戻れない
終わりに向かい行く
共に眠りにつこう
最愛の其の人よ
例え死んだとしても
それが一番の望む形

少女が構\えた剣は
混沌を薙ぐ為の勇気だけ
流れる涙に全てを込めて
一筋の時を切り払った

「ごめんね・・・ごめんね・・・ごめんね・・・」

『嗚呼、それは慎重に取り扱いたまえ
 重要な研究の道具だからね。
 ハハハ。いいさ。一度は死んだハズの命だ。
 救った私が自由にしてもかまわないだろう。

 ・・・何故逃げる・・何故聞かぬ・・私の命令を
 何をする!やめろ!やめろぉぉぉぉ!!!!!!」

導かれるように海を掠めた其の手には黒い血が乾き滲んでいた
抱きしめた冷たい体温めるように 唇を求めるように泣く
動かない手の主には笑みが浮かびそして海の中へ沈んでいった

「さようなら・・お兄様」

楽園を捨てた剣士の願いは
全てを失って終わりを迎えた
それが例え誰かの筋書きでも
誰もかまいなどしないだろう
そこに生きた軌跡があるのだから

「帰路で作ったその墓は
 太陽の方向を向いていた
 そこにあった笑顔の輝きは
 山吹色に輝いて。」

少女の腕に刻まれた文字「A」それは

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歌詞タイトル 少女の楽園-2-アルの冒険
公開日 2006/09/20
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 空より天空の羽が舞い降りた。それは懐かしい面影を残して…。
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