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魔法
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作詞 アル子 イリス |
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バケツをひっくり返した様に天井を雨が激しく叩く
明かりをあれから消してから何か聞こえた気がした
走馬灯の様に頭の中であの彼(ひと)が今、抱きしめてくれた
どきどき言ってる、心の音
あんなに、あんなに優しかったそのリズムを聞くのが好きだった
少し震えながら背中に手を回す
そんなに、そんな風に抱きしめられたら私だって
ドキドキしてるの伝わりそうで
私には必要で
あなたには必要ですか?
『無理だよね?』聞きたい事は
いつもここまで出てきても
言葉には表\れず
滴になってこぼれた
こんな・・・雨の日だから
バレてないよね?
ずっとこらえてた感情が止まらない
こんな・・・こんなにあなたの事を
愛しく思うなんて自分がわからない
私には必要で
あなたには必要ですか?
奇跡なんて起きなかった
激しさを増す雨の中は
さっきまでキレイだった女の子の
魔法を解く
こんな格好で濡れた髪なんか
見せたくなかったのに
こんな魔法なんていらない
冷たくなったあなたの顔が
涙で見えない
こんな・・・こんなにたくさんの
あなたの思い出の消し方は・・・?
教えてよ・・・
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