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闇夜月
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作詞 高谷 羽維 |
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ざわめき始めた耳の奥で
締め付けられた腹を憎む
行き交うのは嘲笑
護りたければ棘を
…そして 貴方すら疎外したの
月
曇りなき空で独り 冷たく見てた
あの日の愚かな罪
今
飛び立てる鳥の行方も誰にも分からない
嗚呼…それでも 夜は深く
傾き始めた視界の隅で
失わぬよう必死に藻掻く
吐き出すのは罵倒
奪いたければ罠を
…そして 自分すら疎外したの
月
曇りなき空で独り 冷たく見てた
あの日の消せない罪
今
飛び立つ空の残酷も誰にも届かない
嗚呼…それでも 鳥は唄う
私は
色々な事を知り過ぎていて
きっと
色々な事を知らな過ぎるから
この世界の汚さ 彼らの弱さ
貴方の歯がゆさ この世界の優しさ
月
限りなき黒に独り 輝き続けて
あの日も時を照らす
今
拡がる空の怒りさえ私を刻む
嗚呼…ここから逃げ出せるなら‥
嗚呼…それでも 私は居て
嗚呼…何処かに 貴方を知る
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