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愛しい人へ
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作詞 久保 柚納 |
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もしも神様が 何か特別なご褒美をくれるなら
小さい小さい 私になって
あなたのポケットの中に入りたい
親指サイズになった私は
あなたの目の前に広がる
大きな大きな 海の上で
働く姿を見守っていたい
でも 自然で無色なトコロが
私のダイスキなあなただから
小さい私は 大きなあなたを
遠くに感じてしまうかもしれないね・・・。
もしも神様が もう1つ
願いを叶えてくれると言ったなら
片隅においてある 便利で丈夫な
あなたのカサに、私はなりたい
ココロが土砂降りの1日も
突き刺すような日差しの午後も
あなたに降る全てのものを 全身で受け止めたい
そっと開く カサになりたい
優しく強く よけてあげたい
でも 私の尊敬するあなたは
安い涙も まぶしい表情も見せない人だから
出番はあまりないかもしれないね・・・。
一瞬でも 初めて愛を私にくれた
あなたにとっての私は
人生の通過点かもしれないけれど
私にとってのあなたは
たくさんの個性の引き出しを開け放ってくれた
大切な存在なんだよ
大切な 大切な あなたへ
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