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眠り
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作詞 志一 |
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この胸を貫いて
滴る血潮の薫りの中で
何度となく夢を見ようか
追い立てる時など忘れるように
いつかもう一度生まれ変わったら
あの青い大地になりたい
いつか君とじゃれあって
転がっていた野原のように
二人を繋ぐあの場所で
君のことを待っているから
喉につかえた言葉も
躊躇い悔やんだ明日さへも
今日で終わると言うのならば
一体私は何を残すの
愛し合った記憶はちゃんと
君のもとへ連れて行くから
この錆びた肉体を
青空の下晒していこう
温もりを感じることすらも
誰かにもたれかかることも
許さぬこの歪んだ誇りを
全て捨てて生きてみたい
ひとりで生きていけと言うなら
痛みの無いよう壊して欲しい
中途半端な哀れみで
私に孤独を教えないでよ
苦しみもがいた夜は更けて
辛い明日が来るまでに
全て忘れられるように
私をどうか眠らせて
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