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完成した絵
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作詞 黒餡蜜 |
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生きる意味って何だろう?
誰に聞いたって 全く分からない
答えてくれるが 納得できない
自分を知りたい 意味を知りたい
悩んできめる 旅に出よう
生きる意味を見つける旅に
何処へ行っても答える人はいない
段々生きる意味を無くしていった
「生きる意味」って何だろうな…
「自分はここにいる」のかな…
怖くなって 焦っていた
「自分は何処にいて何で生きてるんだ?」
怖いんだ たまらなく
生きていていいのか?
自分を喪失し始めていた
自分って一体なんだろう?
自分を失い 無意識に彷徨う
行く当てもなく 目的もなく歩く
突然出会った 旅人の絵描き
その絵描きにも 同じ(おんなじ)質問
生きる意味を教えてくれよ
旅人は笑いながら答える
答えは一つさ 絵と同じだよ
嬉しそうに 笑っていた
「貴方はここにいてここで生きてるんだ」
解るかい 生きている
生きてていいんだよ
自分の存在を認められた
生きる意味って何だろう?
人生という 白い画用紙に
理由という名の 色んな絵の具で
白い人生に 色んな理由を
考えながら 書き続ける
完成したまさにその時
自分の存在理由が分かる
それこそが生きる意味なんだよ
その言葉で 目が覚めてく
「最初から意味なんて無かったんだ」
分かったよ 何もかも
すぐに分かること
自分の生きる意味が分かった
自分だけの 絵の内容
「他人に聞いたって分かるはず無いんだ」
描けるのも 変えるのも
自分しかできない
このキャンパスは自分の物
絵が完成 したときには
今まで描いた内容が意味になる
知ってるのは 自分だけだ
鏡写しの僕
絵を知ってるいのは自分自身
それから彼は意味を描いていった
数十\年後冷たくなっていった
たくさんの人に見送られている
彼のかたわらには一枚の絵
完成した「絵」が置いてあった。
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