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右肩
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作詞 アゲハ |
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街を歩く僕の右肩に 数日前までの君の重みが
相変わらず しっかりしがみついて離れないよ
もう諦めたはずなのに 心だけがぶら下がる
一瞬ホントに君が戻ってきたのかと思ったけど
それは幻で 霧になって消えてしまった
僕は視線を落としたまま道を行く
デートの時は絶対 僕の腕から離れなかった
帰り道に抱きしめると 疲れた体が柔らかくなった
キスすると かすかに触れる髪がとても安心した
僕は君にないものを 求めすぎていた
2つの靴音が 響かなくなった路地裏が
今日はいつもより少し広く、寂しく感じた
いつも通ったあの店から 君の好きなCDが聴こえる
はじめて1人で入ってみたら なんか照れくさくて
ふと この店で買ったプレゼント思い出した
僕は視線を落としたまま店を出る
寒い日に手をつないだら いろんなトコへ連れ回された
会話が途切れると 将来のこと話したがった
キスした後は 笑って溜息ついた
僕が君の涙を見たのは あれがはじめてだった
役目を終えた僕の右肩が風と泣いてるのがわかる?
痛くて冷たくて 僕もしばらくぶりに泣いた
デートの時は絶対 僕の腕から離れなかった
帰り道に抱きしめると 疲れた体が柔らかくなった
キスすると かすかに触れる髪がとても安心した
僕は君にないものを 求めすぎていた
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