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ホワイライ
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作詞 宅湾(元裸蛇) |
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刺すような光は焼き付いて
視線の先には白い折り鶴が
今飛び立とうと羽ばたき始め
屋上にたたずむ君と僕の鳥は 柔らかい風に乗って空へ
光り輝く太陽と網膜の間
ちょうど明かりを薄めるような白い鳥
右手を突き出しても空を切る
手を羽ばたかせても意味が無い
もう一度飛びたいなと呟いて
手すりに手をかけて足を離して
目下の景色に吐き気を覚え
地に留まる
あんな地面の一部にはなりたくない
地に留まる
痛みに似た視線を上から感じて
地に留まる
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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