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花束
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作詞 暗闇族 |
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もの足りなさを感じてた
昨日も今日も変化なし
明日もたぶん同じだろう
ひぐらしが秋を連れて来て
不様なヒマワリがため息ついた
自分だけで精いっぱいな僕は
そんなこと気にもしなかった
夢は夢のまま
守り通せたら
枯れなくてすんだのに
それでもまだ
僕らは枯れてはいないと
少し高めの空が教えてくれた
あどけなさを隠してた
幼い頃からそうだった
これから先も同じだろう
麦わらにトンボが止まってて
見事なコスモスがやきもち焼いた
自分のこともよく知らない僕は
やっぱりそれも気付かなかった
夢は夢のまま
守り通せたら
枯れなくてすんだのに
それでもまだ
僕らは咲いてもいないと
赤みを帯びた空が少し怒ってた
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