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サヨナラナイタヨルノユメ
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作詞 椿 蒼音 |
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得ようとして伸ばした掌
咲き誇る花火を隠して
人混みにかき消されないように
繋いで夜の中
汗ばむ体 慣れない浴衣
君にみせるため
「綺麗だね」って「似合うよ」って
その一言が聞きたいがために
小さな歩幅で 急ぎ足で
君に追いつこうと
服の袖引っ張ったりして
暗闇に追いつかれる前に
サヨナラナイタヨルノユメ
今宵だけは君と咲いて
昇り往け浅き幻想
夜空に咲いて舞散った
線香花火 風に揺られ
ポツンと灯は落ちた
「まだあるよ」って差し出す君の
笑顔に胸、締め付けられる
明日からはまた離れ離れ
イッショニイタイヨ
夏の夜に鳴いた蝉の声
サヨナラナイタヨルノユメ
浅き幻想と知っていて
煙舞う満天の星の下
時よ止まれと願った
サヨナラナイタヨルノユメ
今宵だけは君と咲いて
昇り往け浅き幻想
夜空に咲いて舞散った
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