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線香花火
作詞 水波華南
夏の夜 手に持つ花火に火をつけて
星降る夜空の下 はしゃいでた

打ち上げた火の華に魅せられて
ほんの一瞬だけど 時間が止まったような
そんな気がした

鮮やかな花火に埋もれて さびしく残った線香花火
火をつけて 息を殺して じっと見つめる

小さな火の玉が落ちないように
他の誰よりも早く 落ちないように
他の誰より長く 負けないように
見守っていたのは今までの夏

小さな火の玉が最後まで残るように
他の誰にも邪魔をされないように
他の誰にもまねできない位 強く
願いをこめたのは今年の夏

誰にも打ち明けずに 一人胸の中 抱えた恋心
切なくて 苦しい夜を 何度も越えてきたから
やっぱり願わずには いられないの

夕立が通り過ぎた後のにおいを感じながら
「あの彼(ひと)への想いが届きますように」と
祈りこめた小さな線香花火

いつまでも このまま 消えないでいて・・・

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 線香花火
公開日 2006/08/16
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ
コメント 夏はやっぱり花火ですよね。線香花火の火の粉を最後まで落とさずに残せたら恋が叶うというジンクスをもとにできた詩です。
水波華南さんの情報
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